身延町立身延中学校

山梨県身延町の新しい中学校の階段ホールの踊り場全体に共振設計を施し、床から音が湧き上がるスピーカーを製作いたしました。　身延町は、日蓮宗の総本山である久遠寺の寺町として栄えてきた歴史があります。その久遠寺が町に地元産の杉材を供出し、その材木を使って地域の森の香りを感じられる学校が作られました。　さらに、無垢材でできた床自体を共振させて、ホール全体の音を作ることによって、地域の森の記憶を感じる空間に仕上げました。　子供達は、この階段に座って、壁に投影されるプロジェクターの映像とリンクした木から作られる音を楽しみます。